
2015年10月より、皆様のご住所(住民票の住所)にマイナンバー(12桁の数字)が記された簡易書留が順次送付されます。
マイナンバーにつきましては、ニュースや雑誌などでよく取り上げられていますのでご存知の方も多いと思います。
導入のメリットとしましては、大きく3つが上げられています。
① 行政の効率化
② 国民の利便性の向上
③ 公平・公正な社会の実現
確かに、現在の日本の危機的な財政状況を見ましても、①行政の効率化によっての無駄の削減は必要不可欠ですし、②縦割り行政の弊害で書類や手続きがワンストップでできない③福祉のお金の不正受給などによる公正性の確保など、問題点が多いので改革していくことについては非常に良い試みだと思います。ただ、不安な点も多く取沙汰されています。
●マイナンバーの不正利用による詐欺被害やストーカー被害、なりすまし被害
●民間金融機関の預金など個人資産を国が把握することによる課税の強化
●企業などではマイナンバー対策費用や、税金や社会保険料などの徴収が強化されることによって費用負担できなくなり倒産するケースも
上記など、導入してから随時変更していくというスタンスなので、始まってみないことにはどんな問題が出てくるのか予測できません。
悪い影響を極力出さないような運用をしていって、日本国民の生活向上に役立ってほしいものです。
参考URL
政府広報オンライン http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/mynumber/point/
PRESIDENTマネー・ニュース http://president.jp/articles/-/15332
マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2015/04/05/249/