マインドフロー

●先日、弊社のお客様から「最近お客さんの数が減ってて。売り上げを伸ばす何か良い方法はない?」というご相談を頂きました。弊社の得意分野はリスクコンサルティングですが、僭越ながらマーケティングの観点でお話をさせて頂きました。自社の強みであったり、ベネフィットであったりと話が進む中で、お客様のマインドフローの分析にご興味を持たれたので今回テーマとして取り上げたいと思います。

●マインドフローとは、直訳すると「心の流れ」で、お客様が商品を購入してファンになってもらう過程を7つのセクションに分けて、どの段階に問題があるのかを分析し改善していくというものです。

認知:広告・宣伝(看板など)等で、会社の存在や商品を知る。

興味:宣伝内容・キャッチコピー等が、目に留まり気になる。

行動:HPを見る・資料請求する等で、詳細な情報を得る。

比較:競合他社との価格や内容を比較する等で、購入を検討する。

購入:お店の雰囲気が良かったり、接客が丁寧・親切等で、購入を決定する。

利用:実際利用し、商品の質やサービスの質を確かめる。

愛情:商品やサービスに満足し、リピートや口コミをする。

●すべての業種にあてはまるわけでもなく、①から⑦の順をいきなり⑥から入ったりという事もありますが、大きな流れは上記のようになります。(企業間の商取引ではもう少しセクションが増えたりします)

●良い商品があったとしても、その商品が知られていなければ①の認知を上げる施策を講じなければなりませんし、リピートが少ないようであれば⑥の商品の改善やサービスの向上に努めたりと、お客様がどのセクションで止まっているか】分析し対策を講じる事も、少なからず売り上げにも関わってくるのではないでしょうか。

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