プロ野球が開幕し、野球ファンにとっては楽しい季節がやってきました。
そんな中、日本ハムからメジャーリーグのエンゼルスに移籍した大谷翔平選手が絶好調です。
投手として打者として、メジャーでも超一流だということを証明しました。同じ日本人として誇らしいです。
今回のテーマは、その大谷翔平選手も高校時代から活用した、マンダラートという発想法をご紹介します。
古代のインドを起源とした、仏教における世界観を視覚的に表した曼荼羅の絵画。
その曼荼羅のように中央から放射線状に広がるマスを用いて考案され、その使いやすさと実用性が
ビジネスシーンでもとても人気です。
この発想法が優れているのは、仕事やスポーツだけではなく様々なケースで幅広く活用できる思考法だと
いうことです。
【マンダラートの進め方】
① 3×3のマスを作る。その中心に将来の目標だったり、商品開発の分野ではアイデアを検討したいテーマを書きます。
② 中心以外の8マスに、その目標に達するために必要な事柄や、テーマを連想させるワードを書いていきます。
③ 9つのマスが埋まると、その中心以外の8マスに書いた事柄を中心として同じように8マスを埋めていきます。
※ひと目で全体像が見渡せるので、視覚的にも今何が必要なのかが分かり易いです。
ここで例として、大谷選手が高校1年生に立てた目標のマンダラートをご紹介します。
花巻東高校では、監督の指導のもと1年生で入部した全員に作成させるそうです。
大谷選手の表を見ていると、技術面のみならず人間性や精神面も重要視されていて素晴らしいですね。
大人から子供まで、簡単にかつ多様的に使えるマンダラート発想法、皆様もぜひご活用なさって下さい。