台風10号にご注意下さい 過去に大きな被害を与えた台風の一覧

非常に強い台風10号が九州地方に上陸し、大きな被害が出ているとの報道がありました。現在、鹿児島県と宮崎県で計39人が怪我をされたとの情報が出ています。外出を控え、窓ガラスは養生テープなどで目張りをし、家の外には暴風で飛びそうな物を置かないようにするなど、出来る限りの対策はしておくに越したことはありません。あとは被害が大きくならないように願うばかりです。

 


🔴台風とは

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

台風は暖かい海面から供給された水蒸気が凝結して雲粒になるときに放出される熱をエネルギーとして発達します。しかし、移動する際に海面や地上との摩擦により絶えずエネルギーを失っており、仮にエネルギーの供給がなくなれば2~3日で消滅してしまいます。また、日本付近に接近すると上空に寒気が流れ込むようになり、次第に台風本来の性質を失って「温帯低気圧」に変わります。あるいは、熱エネルギーの供給が少なくなり衰えて「熱帯低気圧」に変わることもあります。上陸した台風が急速に衰えるのは水蒸気の供給が絶たれ、さらに陸地の摩擦によりエネルギーが失われるからです。


🔴台風の一生

発生期:赤道付近で積乱雲が多数まとまって渦を形成し熱帯低気圧となります。風速が17 m/sを超えたものを台風と呼びます。

発達期:台風となってから、中心気圧が下がり勢力が最も強くなるまでの期間を言います。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギー源として発達し、中心気圧はぐんぐん下がり、中心付近の風速も急激に強くなります。

最盛期:中心気圧が最も下がり、最大風速が最も強い期間を言います。

衰弱期:海面水温が熱帯よりも低い日本付近に来ると海からの水蒸気の供給が減少し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変わります。

※日本に接近する台風は主に最盛期と衰弱期のものです。


🔴台風の大きさと強さ

・大きさ

・強さ

台風に関する情報の中では台風の大きさと強さを組み合わせて、「大型で強い台風」のように呼びます。また、台風情報では暴風域を円形で示します。この円内は暴風がいつ吹いてもおかしくない範囲です。

🔵台風の接近・上陸

30年間(1991~2020年)の平均では、年間で約25個の台風が発生し、約12個の台風が日本から300 km以内に接近し、約3個が日本に上陸しています。発生・接近・上陸ともに、7月から10月にかけて最も多くなります。


🔴台風の名称

気象庁では、顕著な災害(損壊家屋等1,000棟程度以上または浸水家屋10,000棟程度以上の家屋被害、相当の人的被害など)を起こした自然現象について名称を定めることとしています。
日本が台風につけた名前


🔴過去に大きな被害を与えた台風(昭和)

🔴過去に大きな被害を与えた台風(平成以降)


🔴風水害等による情報

保険の詳細な内容等は「募集文書」となってしまい掲載できませんので、関連リンクのみ貼っておきます

令和6年台風第10号に伴う災害により被害を受けられた皆様へ 出典:日本損害保険協会

風水害等による保険金の支払い 出典:日本損害保険協会

気象情報 出典:気象庁ホームページ

内閣府防災情報のページ 出典:内閣府

防災情報提供センター 出典:国土交通省

企業や工場が台風対策を実施する重要性と防災のポイント 出典:ベルフォアジャパン

台風対策とは?企業が備えておきたいリスクと対応 出典:三井住友海上


弊所は社労士事務所と保険(損害保険・生命保険)の代理店を併設しております。

労災保険の請求、台風の被害による保険金請求など一括してご相談頂けます。ご相談は無料で承っておりますので、ご心配な点・ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。また、災害時には悪質な業者が保険での修理を勧めてくることがあります。その際は一度ご加入の保険代理店・保険会社に確認の上で話を進めて下さい。独断で修理した→保険金が出ないというケースも多々ございますので注意が必要です。

今回の台風により被害を受けられた皆様が一刻も早く普段の生活に復帰できますよう心よりお祈り申し上げます

関連記事